もっとも会場についたのは、ほぼ閉会のタイミングだったので、
5年ぶりに近い来場だというのに、せいぜいお友達のブースへ
ギリギリ挨拶に行った程度で、早々に撤収。
でも実はコミケはついでみたいなもので、むしろメインはこちら、
“実物大ガンダム立像”の方だったり！
（ちなみに交通アクセスなどは『GREEN TOKYO ガンダムプロジェクト』参照。)
ほんとはコミケ開催中は、ガンダム像への人出も相乗効果で
相当なものになるだろうから、日程的には避けるつもりでいたんだけど、
展示公開は8月いっぱいで終了なんだし、こちらのスケジュールも
月末に向かって忙しくなってくるので、「今のうちに行くしかない」と
急遽、意を決して出向いたという訳。
潮風公園内を展示広場に向かっていると、
やがて木々の間からガンダムの上半身が姿を現す様は、
まさに第14話「時間よ、とまれ」を彷彿とさせるシチュエーションだ。
『お台場「実物大ガンダム」 見たい触りたい230万人突破』
実際の混雑っぷりは、コチラの想像よりは大したことがなく（地方からの
コミケ参加者がもっと流れてくるかと思ったが、みな前日とかに済ませたとか？）、
「足元まで行って触れる」ための行列付近がちょっとごった返してた程度。↓
広場全体はそれなりに人混みの隙間があって、移動にもさほど苦労はしない。
（…って感覚がおかしいのかな？コレは大混雑というべき状態なんだろか？）
どちらかといえば、オフィシャルグッズ販売所の行列の方が混んでたような。
待ち時間はだいたい30～60分くらいで常に並んでた。
それに対してガンダムに触るための行列は、人の数や長さこそあるものの、
サクサク進むので、そんなに待たされずに足元まで行ける。
でもつくづくこれが無料だってのはもったいない。
100円や200円くらいなら文句も出ないだろうし、それでも数が数だけに
もの凄い額になったはずなんだが、でもこれがタダっていう太っ腹なところが
また良かったとも言えるんだろうなぁ。（むしろ周辺の屋台の料金の方が高すぎ。）
それにしてもつい先日まで毎日毎日、机に向かって原稿を描き、
この1ヶ月はロクに部屋からも出ていないという不健康極まりない
運動不足の身にとって、いきなり炎天下で半日 歩き回ったのは、キツかった。
疲労と熱中症気味が重なって行動不能になってしまい、
しばらく道端の木陰にへたりこんで、小一時間休息する。
参ったのは(予想はしていたが）近辺で売っている屋台や自販機の清涼飲料が、
のきなみヌルかったこと。これには閉口した、ともかく水分・塩分補給に努める。
夕暮れになる頃にはどうにか復活し、再び広場を徘徊。
ガンダムの勇姿が夕陽をバックにこれまた映えること。カッチョよくね？
さて、実際に自分がガンダムお触り行列に並んだのは、すっかり陽が落ちてから。
意図したわけではなかったのだが、折りよく足元目前で、
定時の首稼動＆ミスト噴射＋照明点灯付きイベントが始まり、まぢかで堪能。
まぁ動くとは言っても首と霧だけなので、ショボいと言えばショボいのかもしれんが、
いちいち歓声があがるほど、会場は湧き立って、なんつーか、
ちょっとした一体感というか、不思議な共同幻想に包まれていた。
大勢の「老若男女」（さすがに「老」はいなかったと思うが…）のみんながみんな、
夜空をバックにしたガンダムを見上げて、あちこちで「カッコいい～」を連発しながら、
ニコニコと写真を撮りまくっている空間に居合わせるってのは、
平和というか幸せというか、なんとも言えず得がたい体験だった。
んで、一連のイベント終了とともに、いよいよ足元へ。
近すぎてなんだかよく判らないが、踝。↓
↑そしてやはり撮っておきたい見ておきたい、真下からの股関節部。
すぐに列は進むので、そそくさとペタペタ触って、最後に雄々しき後姿をば、パチリ。
すっかり暗くなったことでもあり、体力的にも限界ギリギリだったので、
ほどなく会場を後にした。（帰りの電車ではほとんど瀕死状態でした…^_^;)
ともあれ少しでもガンダムに関して思い出や感じるところがあるならば、
ぜひ観に行ってほしいですね。
近々、『GUNDAM BIG EXPO』なるイベントもあるようなので、
そのついでに寄ってみるのもいいかもしれません。
あ～、明日は身動きできんかも…。
※・・・『お台場ガンダムまとめ』