ΖG〜fin〜

「まだだ！まだ終わらんよっ！！」

TOPページに掲示した画の、こちらが本来のオリジナル構図。
この辺のイメージっていうのは
プレイステーションゲーム『MOBILE SUIT Ζ-GUNDAM』に負う部分が大きい。
このゲームのストーリーモード用に新作されたデジタルアニメーションが秀逸で、
とりわけシャアの後日談（カミーユの精神崩壊を感じ取り、意を決したシャアが、
ミネバを連れ去った後、ネオジオン総帥として決起するという一連のシーン）は、
多くのΖファンにとって強く刷り込まれた史実になっている。

それだけに劇場版『機動戦士ΖガンダムIII　−星の鼓動は愛−』の
カミーユが崩壊しない展開においては、「新しい時代を創るのは老人ではないっ！」とまで言って
後を託したハズの少年の末路と現状に失望するシャアの、その後に至るための動機が今ひとつ弱いというか
得心しづらく思えるだけに、私の中で『逆襲のシャア』でネオジオンを起こすシャアとうまく繋がらないのだ。
何しろ「アクシズ！行けっ！！忌まわしい記憶とともに！！」ってセリフはあからさまに
TV版Ζのクワトロの吐露であって、新訳Ζのシャアだとさほど実感が抱けないんだよね。





こちらはTOPページに掲載したヴァージョン。
やっぱりこっちの方が面白いかな。

それにしてもつくづくTV版Ζの最終話「宇宙を駆ける」は面白いんだよなぁ。
もう何回 観直した事か。たぶん全ガンダムシリーズのエピソードの中で
一番くりかえし観ているんじゃなかろうか。